AIスピーカーで慢性腎臓病(CKD)患者の薬の投与量を教えてくれる医療アプリを作りました!

2018.05.04
AIスピーカーで慢性腎臓病(CKD)患者の薬の投与量を教えてくれる医療アプリを作りました!
AIスピーカーで慢性腎臓病(CKD)患者の薬の投与量を教えてくれる医療アプリを作りました!

腎臓内科医 森 維久郎です。AIスピーカーで慢性腎臓病(CKD)患者の薬の投与量を教えてくれる医療アプリを作りました!

取り敢えず、御覧ください!

 

こんな感じで、腎機能と薬の名前を言うと、投与量を作ってくれるアプリケーションを作ってみました。

何故作ったのか?

慢性腎臓病(CKD)患者では、薬の投与量を減らさなくてはなりません。現在、薬の量は20000万種類以上あり、『本日の治療薬』とか、『CKD診療ガイド2012』みたいな本によっては広辞苑みたい分厚い本の索引をみて調べています。

『CKD診療ガイド2012』の切り抜きなのですが、左から二番目の『商品名』の所を見て、自分の使いたい薬を探して、左から四〜六番目の『Ccr』の所をみて、目の前の患者さんの腎機能がどこに対応するかを選びます。こういう表が永遠に羅列されている本と格闘して私達医者は薬の投与量を決めています。

本日の治療薬の公式ホームページから引用したのですが、結構分厚いですよね。

実際、医療現場でのこの作業は非常に時間がかかり面倒なんです。外来をしていて、1人に10分時間が使えるとしても、この薬の投与量を調べるのに1つの薬で普通に1分ぐらいかかってしまいます。10分の診療が9分になると流石に診療の質は落ちます。最近ではiphoneなどで調べる事も可能ですが、処置中だったり、カルテ記載中のときは、手が塞がれているため一度業務を止めなくてならない訳です。

これをずっとなんとかしたいと思っていた所、Google Homeが発売されたため下みたいな感じで薬の投与量を聞き出せないかと思っていました。

(右はデーターベースです。)

たまたま、エンジニアの方と焼肉を食べていたら、出来るかもという話になり、酔っ払ったまま作業する事になり出来たのが、このアプリケーションです。

ちなみにノリでこのアプリケーションをデジタルヘルス学会に出してみた所、賞を頂けることになりました。

現在、アップデートを続けてもう少しで医療現場で使えるようになりますので、楽しみにしてて下さい!

 

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管理人情報

森維久郎・写真
腎臓内科医
森 維久郎(もり いくろう)
『防げる透析を少しでも減らす』を理念に腎臓内科医をしています。
腎疾患をなるべく早く見つけて、しっかり介入するには、診察以外での情報提供が必要だと感じて『腎臓内科.com』を立ち上げました。
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  • (2018.11.04)
    ファンデリー様企画の数百人規模のイベント「ミールタイム健康フェスタ」で『生活習慣病の食事療法・運動療法の最新の知見』と題して講演させて頂きました!
  • (2018.10.27)

    開催内容はこちら!(https://xn--v6q559gj6ehpa.com/archives/1206

  • (2018.10.10)

    ジャパンヘルスケアベンチャーサミットでCKDオンラインを発表しました!

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    日経メディカル様に取り上げて頂きました!詳しくはこちらへ!

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  • (2018.09.06)

    週刊東洋経済2018/9/8号で少しお話させて頂きました!

     

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