コーヒーは腎臓に良いのか悪いのか?

コーヒーは腎臓に良いのか悪いのか?
コーヒーは腎臓に良いのか悪いのか?

2018年2月頃に、『コーヒーは腎臓に良いのではないか』という研究結果が出ました。

外来で『コーヒーは飲んではいけないのですか?』とよく聞かれます。元々、糖尿病などには良いのではないかと言われていたのですが、慢性腎臓病(CKD)との関連性について、小さな研究結果はありましたが、個人的にはまだまだ良いと言い切れませんでした。

今回の研究では、対象者が15000人に対して25年程の観察して、コーヒーの消費量と慢性腎臓病(CKD)の発症や、慢性腎臓病(CKD)が関与した死亡率や透析導入の関係性を調べられており、結果『コーヒーを消費する人の方が、慢性腎臓病(CKD)発生のリスクが低い』という結果が出ました。

この研究はAJKDという腎臓の中でもインパクトが高い論文が選ばれる雑誌に投稿されており、かなり信憑性が高いと考える事が出来ます。

とは言え、コーヒーの飲み過ぎは良くないです。また砂糖を入れたコーヒーも血糖管理上良くないと思います。ただ食事制限が多い、腎臓病患者にとって、『コーヒーはある程度なら飲んでも良いですよー』と言い切りやすくなったのは臨床医としても少し嬉しい事です。
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