腎臓内科.comの記事の内容が難しいのかどうかアンケートをとってみました。

腎臓内科.comの記事の内容が難しいのかどうかアンケートをとってみました。
腎臓内科.comの記事の内容が難しいのかどうかアンケートをとってみました。

以前、twitterでこんな質問をしてみました。

 

医療者による情報発信には、「わかりやすさ」と「正確さ」どっちをとるのかというジレンマみたいなものがつきもので僕も1年間通して、どのくらいの難しさの内容をどのくらいの表現でするべきかを模索していました。

この前、デジハリでUX/UIを学ぶ勉強会があって、その日の内容を帰宅途中に咀嚼していたところ、ふとTwitterで読者に直接どんな記事を求めているかを聞いてみようと思い投稿しました。

腎臓内科.comについて、「こんな難しい内容の記事なんて読まないよ」と色んなライターさんから指摘され、友人の医者にももっと簡単な言葉を使わないと患者さんは付いてこないよと指摘されたのですが、

なんとなく現場での患者さんのリアクションをみると、もっと難しくてもいいから情報が欲しいという患者さんが一杯いて、腎臓内科.comを初めてから1年経ったこの前の夏に、方向性を周囲の指摘に反して「わかりやすさ」を捨ててでも「より正確」で「より専門的」に伝える記事にしようとして、今まで書いた記事の70%程度を加筆・修正しました。

例えば病気の説明はこんな感じに仕上がっています。

それを受けての今回のアンケートだったのですが、驚くべきことにもっと専門的な話をしてほしいという答えが40%も返ってきました。

この40%をどう考えるのかですが、

①もともと腎臓内科.comを読む人は詳しい情報を求めているのでかなりバイアスがかかっているおり一般集団の意見と乖離しているのではないか?→いや、そもそも腎臓内科.comのターゲットが真剣に知りたい人なので乖離していてOK。医療情報は、個別性がかなり出る情報発信なので、逆にターゲットを決めて発信するべき。

②Webの情報は、わかり易さばかりが先行して中身がなく、もっと専門性がつまった話を求めている読者が一杯いるのではないか。 →メディアの情報発信は医療情報発信は多くの人に読まれる必要があり、何かと平坦で専門性がない大衆向けの情報発信になっている可能性がある。→医療者も大衆向けに情報発信をしようと努力してインスタとかで発信しているが、実は世の中が求めているのは逆でもっと専門性を突き詰めた発信が求められているのではないか? →腎臓内科.comは「現場の医師」が発信するメディアなので、40%の人間は「腎臓内科.com」の内容に満足していなかったのではないか。

ということで、

これからもっと専門性を深めた情報発信をしていこうと思います。

このアンケート結果は自分としても大きな発見でした。有難うございます。

 

最近見つけたのですが、イギリスのNHSという国営の医療サービスを提供する機関が運営しているメディアがあるのですが、凄い本質的な目的意識を感じてしまいました。「Helping you take control of your health and wellbeing.(あなたが自分の健康と幸福を手に入れる手助けをする)」(リンクはこちら

以前、デジハリの学会の医療情報部門でも、中々伝えることが出来なかった「手段が目的化するのではなく、目的を先に明確化して情報発信していくのが今後の現場の人間の医療情報発信の姿なのではないか」というメッセージを逆にNHSからドカンと突きつけられた気分でした。

今回気付いたのは、目的が大切、そして目的の先にいるユーザー(読者)が誰で、彼らが何を求めているのかが大切。

 

最近周りでキャラクターを使ったり、動画やSNSを使った情報発信が流行っていて、それ自体は素晴らしいことだし否定はしませんが、(自分も料理が好きで減塩料理動画を作ろうと思っているくらいなので)

ある種「腎臓内科.com」を読んでいる読者は、ある程度興味があって、ある程度知識があり、自分ごとで困っている人が多いので、自分は専門性をやはり優先して発信していこうと思いました。

最後に、目的意識とその先のユーザーに重きを置いて、発信している熱き医療者達でオンラインホスピタルを作りました。「オンラインホスピタル.com」。

「もっと正しく」・「もっと深く」・「本当に大切な」オンライン医療を提供していきます。

腎臓内科、循環器内科、糖尿病、整形外科、放射線科、薬剤部が揃っています。まだ工事中ですが、目的意識とその先のユーザーに重きを置いて、発信する医療者を募集中です!(また詳しく記事にしますね!)

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